さて、6月10日、シラクーサ2日目
朝は早く目が醒めます。歳とった強み?
まずは朝食前の散歩(または徘徊)
目の前の海、これらは帆船なので漁船ではないな
街路樹も手入れが行き届いている。 海沿いに数百メートルは続いている。
水路をはさんだ新市街側を望む
こういう色合いの船が多い
散歩の後は眺めが抜群の屋上テラスで朝食
海と新市街が見渡せる。
これは8年前に来た時の写真だが、今回も同様の朝食
ジャムがうまい! 何種類もあり、ジャム食べるためにパンも食べた、という感じだった。
やっぱりここの宿は当たり。
すぐに満室になるのも当然でしょう。
一泊95ユーロでした。
ここから半日の旧市街散策開始
陽も高くなり、海も空も青さを増してくる。
車の窓の風景
水路沿いを歩きながら午前中のみ開いている路上マーケットに向かいます。
マーケットはいつ見ても面白い
野菜は豊富
何と言ってもここは豊かな農産物で知られたシシリー島
巨大なナス
もちろん海産物もいっぱい
その一角に、、おお、これは
そうウニです
これで10ユーロ 安くはないがここで見過ごしては一生後悔する。
ウニ一個からは大して身は取れないので、これだけでも結構手間はかかっています。
旨かった。ウニはやっぱり旨い。
実は写真撮る時、しばしばインスタント写真も撮ります。
富士フィルムのチェキを使います。
被写体に協力してもらうためです。
これはインスタント写真を撮った後の写真。
友好的に写真撮影ができます。
これは何だか確認できなかった。
チーズかな?
翌日も来れるので、あまり粘らず、この後大聖堂前広場に移動。
聖堂に地下通路があって見学できるとのことであったが、残念ながらこの日は非公開だった。
それで次の目的 カラバッジョの作品を見に行くことにした。
が、これもはっきりしないんだね、展示場所が。
移動したということだが、そこの場所がわからない。
結局、元の展示場所、大聖堂の隣の教会に戻っていたと判明。
しかし、それでも表示がわかりにくいので困った。
ひっそりと教会入り口に表示があるのみ。これでは見過ごすな。
しかも、開館時間11時には門は閉まっていた。
ええっ、ここではないのか!
うろうろ周辺を回って数分すぎてやっと開いたことに気づいた。
確かにこの地で数分位ずれてで焦る方がおかしいんだけど、、、
旧市街自体が観光資源
ぶらぶらするだけでも楽しい
子供向けの商品のお店
釣り具屋
そして昼食はアランチーニ(2ユーロ)とビール(2.5ユーロ)で軽く済ます。
オーソドックスな肉、チーズ入り
洒落たご婦人をみかけました
ぶらぶら街歩き中、Modicaの名産のチョコを売っていたので早速ゲット。
なかなか日本では手に入らない変わったチョコで、狙っていたのです。
これがそのチョコの展示。これに気づいてラッキー
Modicaは結構不便で今回行こうかどうしようか迷った挙句、行かないことにしていたので助かりました。
散歩中も、あちこちにあるレストランを見かけるたびに、屋外に表示してあるメニューを覗いて、どこで夕食を摂ろうか考えています。
狙っていたのはネロダーヴォラという特産のぶどうで作ったワインを使ったリゾット。
でも、なかなか、無いんですね。
でも、ついに発見。
La Tavernetta da Piero
上から2行目が目的のリゾット 決して高いものではなく2番目に安い
店を確認したのち一度ホテルに帰り休憩。
暑い最中歩き回るのは健康に良くないですよね。
19時前にお店に到着。
いかにも家族経営、といった感じでした。
まずはウニのブルスケッタ
初めて食べました。
ウニの味丸出しで旨い。これ当たり。8ユーロなり
これが本命のチコリとサルシッチャ(ソーセージ)入りNero d'Avolaのリゾット 9.5ユーロなり
食べる前からブドウの(ワインの)甘い香りが広がります。
相当な量でしたが、一気に完食。
ああ、来て良かった、という思いでいっぱいになりました。
このワインも飲みたかったのだが、残念ながらフルボトルのみ。
断念しました。
今回最も素晴らしかった食事でした。
ちなみに僕の知る範囲、イタリアでソーセージがメニューで表舞台に出ることは無いようです。
サラミは前菜には出ますが、いわゆるソーセージは出てもこのリゾットみたいにあくまで脇役。
ハム、ソーセージは牧畜やってる地方ではあたり前の製品。
食品売り場ではソーセージは種類が多く山のように売られているのに、外食では影が薄い。
所詮命をつなぐ保存食の一つで、食材豊富な国では表舞台には出られないのでしょうか。
某国はソーセージが売りだが、要するに他に食べるものがろくに無いから、ということが分かりますね。
普通、食後に飲むならエスプレッソだが、店員さんが勧めるので、
レモンシャーベット 2ユーロ
ちょっと変わった提供方
この日はアルコール抜きでミネラルウォーター2ユーロ
トータル23ユーロ
大満足であった。
シラクーサ、大満足でした。
明日は午前中にカターニアへ移動