イタリアは大好きな土地ですが、中でもシシリー島は最も気に入っています。
風光明媚でなんといっても食べ物最高!
天下の観光地なので観光インフラは完備し、観光客には過ごしやすくなってます。
もちろんそれなりの不具合もありますが、それも土地柄、と納得できるだけの魅力があります。

今回の行程は
6月8日 LHにて名古屋 → フランクフルト → ローマ
Trenitaliaの寝台列車にてローマ → シラクーサ 列車泊
6月9日〜11日 シラクーサ2泊
6月11日〜14日 カターニア3泊
空路ローマに移動し
6月14日〜15日 ローマ1泊
6月15日 LHにてローマ → フランクフルト → 名古屋 機中泊
6月16日 名古屋着

泊まる都市は2006年に泊まった都市と同じ
シラクーサではホテルも同じ
従って訪ねる場所も多くが再訪ですが、今回はカターニア中心で回ります。

新味のない保守的な旅行。
歳のせいかな?

600ユーロが86310円 1ユーロ 約144円 高くなったなぁ
まずはローマ着
空港からローマテルミナ駅へはTrenitaliaで移動
空港から鉄道駅(空港駅)へ行く途中に自販機があったが、長蛇の列。
片方が壊れていたから。
やっぱりイタリアだね、と、旅行者には実感の湧く洗礼です。
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運賃は14ユーロと結構いいお値段です。
ちなみに空港駅構内に、ちゃんと窓口も自販機もありました。(当たり前か)
後日カターニアから空路ローマ市内へ入った時は鉄道駅構内の窓口で買いました。ガラガラだった。
きちんとここでの経験が役に立ったわけです。

さて、毎度のことながら中途半端に空腹なのでローマテルミナ駅内で少し腹ごしらえ。

フィレサラダ10.9ユーロ ビール2.7ユーロ 結構高い。
イタリアは美味しい国だが食べるのは結構お高いのです。
もちろん高くてまずい某ライン川沿いの国などは初めから論外ですがね。
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特に美味くも不味くもなし、というところだった。

さて、これがシラクーサ行きの列車のe-ticket
周囲に気を使いたくないので個室コンパートメントを予約
Pasted Graphic
ずいぶん昔からTrenitaliaは電子チケット取り扱っており、日本よりはるかに進んでいます。
ほとんどすべてウェブで予約可能。確か60日くらい前から予約できる。
でも運行に関しては日本の方がずっと安定していると感じます。

さて列車は12番ホームから出発
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3号車、32番が僕のコンパートメント。
でもね、、、
窓ガラスに車両ナンバーが貼ってあるんだが、

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左に4号車、右に2号車、、
4号車と2号車のあいだに3号車があるはずなんだけど、、おかしい、無い!

消えた3号車、何かミステリーの題材みたい。
冗談ではないので、近くにいた係員(車掌?)にチケット見せて聞いたら、ホイ分かってる、てな感じで多分4号車だったと思うが案内してくれた。

それがここの車室
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4人用の車室、これを一人で占有、ということです。
無駄に広い。
どうもシーズン初めで予約が少ないので車両を減らしての運行らしいが、びっくりしました。
ベッドは上段がセットされていたが、落ちたくないので下段に寝ました。
スーツケースを広げるのは車室が広いので楽ではあった。
ともかく今回は初っ端からイタリア攻撃が続く。

毎度のことながら、寝台車では仲々眠れない。
うつらうつらしながら夜明けを迎えた。
ここはヴィッラ・サンジョバンニ
朝焼けの対岸がシシリー島、メッシーナ
そう、ここからは列車ごとフェリーで渡る。

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陸上とフェリーのレールをうまく合わせるのは相当難しいはずだが、そこは我々旅行者にはわからない。
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ともかく列車ごと対岸へ。
2006年にシシリー島に来た時は、逆にメッシーナから列車でこちらへ来たっけ。

この後は極めて順当にことは運び、ほぼ定刻にシラクーサ駅に到着。
有名な町なのに駅はすごく小さい。

(この写真は実は2006年に撮ったもの、でも今もそう変わってません)
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ここからホテルまでは徒歩
道は前来たことがあるので概ねわかっています。
もちろん所々で地図見ながらだけど、基本はひたすらまっすぐ駅前の道を東の方向に向かい、橋を越え、旧市街に入ればすぐ。
ただ、距離は1kmちょっとですが石畳がほとんどなので、トランクを転がしていくのは結構厳しい。

あまり早くホテルについてもまずいので、旧市街をトランク引きずりつつ少し散策して
無事ホテル
Hotel L’Approdo delle Sirene (クリックで飛びます)に到着
このホテルは2006年に宿泊したホテルです。
ホテルというよりB&Bに近いが(実際、以前はB&Bと登録されていた)とても快適だったのでリピーターとなったわけです。
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建物の2階建てのところがホテルとなっている。屋上テラスで朝食が摂れるがここからの見晴らしは素晴らしい。
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ひとまずフロントに荷物を置いて、さあ旧市街観光だ。昼飯も食べるぞ。