豚の丸焼きで腹ふくれても、翌朝はやっぱり朝飯必要
 
バスターミナルに併設されたカフェで朝食


平凡なサンドイッチ
本当はボカディーリョといういわゆるフランスパンを使ったサンドイッチが欲しかったんだが・・・

後から分かったが、壁にボカディーリョのメニューが書いてあった
指さしで済んだのに、と後悔

昼はアビラという街で

レストランの前には桜が咲いてます
でも、雪(雹に近い)も降りました、寒かった

アビラは牛が名物
そこでアビラ牛ステーキのランチコース

コースにはワインまたは水がついてる
ワインを選択
ウェイターがワインの瓶持ってやってきて、栓を抜く
グラスに注ぐ

瓶を置いて去っていった
ええっ、グラスワインじゃないの?
ワインはボトル単位でした
このワイン、いわゆるハウスワインで安いものだろうが、当りが柔らかくおいしいワインだった
結局半分ちょっと消費
 
定番のお通し

 
またもインゲン豆のスープを注文

これは気に入りましたね
美味しいものです
 
そこで真打ち

アビラ牛(仔牛)のT−ボーンステーキ
フィレンツェ名物のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナと同じです
巨大です

お皿の直径は30cmくらい
重さは500g近いのでは
これで正真正銘一人前

 
焼き具合はミディアムレア
最高です

イヤ、美味いのなんの
味付けはシンプル
ほとんど塩も使ってないんじゃないかな
肉の質もいいが焼き方が良いですね
噛むと歯ごたえがあり、肉のうま味が口の中に広がる
 
正に肉です
 
僕はこういう肉らしい歯ごたえのあるのが好きです
やたら脂ぽい霜降り和牛より、こういうのが好きです
やっぱりステーキはこうでなくては
 
量は多いなぁと思いつつもうまさを噛みしめ完食
周りを見ると、ステーキを頼んだ客が多い
やはりここではステーキが名物だと実感

女性も平気で一皿平らげてました
ある女性は骨もしゃぶってました
参りました
 
ちなみにセットで約23ユーロ(3000円位)
今回の旅行ではこれが最高に良かった



ここまでは量の多さに圧倒されてました
そこで作戦変更
単品で頼みやすい、もっとお気楽なレストランに行くことに

 
でもここで大きなバリア
言葉です
お気楽なところはしっかりしたメニューなぞ無い
言葉が通じず注文しにくい

でも、大都会マドリッドではこういうところもたくさん有りました


入り口に写真付きメニューのあるところ
 
中はこんな様子

正面のメタボなおっさんがウエイター
メニューも写真付きだった
バッチリ
 
スペインといえばこれ


パエリア
でも普通は二人前から、というレストランが多い
でもここは一人前から可能
味は最高では無いかもしれないが、もともと気取った料理ではないので、という理屈で注文
 
十分に満足
 
この日の昼食(実は4時頃)はこれとビールだけだったので、お腹も気持ちよく満腹

遂にスペインで初めて夕食に繰り出す
10時過ぎだが、ホテル近くの写真付きメニューの店へ


スペイン名物生ハム(ハモンセラーノ)

でかい皿にどっさり
やはり量は多い
日本の生ハムと異なり、塩分が少なく、肉の脂の味がよく分かる
いや、やはり本場は美味いのう
日本は法律で生ハムの塩分濃いめに規制してるので、たとえイタリア、スペイン産でもしょっぱいのしか輸入できない
本当の生ハムの味は日本では根本的に味わえないんです
 
ビールのお通しは


オリーブとトマトに挟まっているのはカタクチイワシの酢漬け
これもポピュラーな食べ物です
 
どうみても野菜が足りない!

サラダはこんなもんですね

これらとパンで夕食
バランスはともかく量は適切

次の日 
さてさてマドリッドも最後の一日
限られた時間と胃袋で食事に向かいます
さて昼は

ボカディーリョ
イカリングフライ(カラマレス)をはさんだものとか、オムレツをはさんだものなど多種多様なものがありますが、今回注文したのはシンプルなハモン(生ハム)とトマトをはさんだボカディーリョとしました

ビールのおつまみは定番のカタクチイワシの酢漬けとオリーブ
 
スペイン最後の夕食はあちこちうろついた揚げ句、2ヶ所で分けて食べる事にした
食べたいメニュー2種類が一つの店では選べなかったから
もちろんもっと捜せば必ずイイ店が有るんでしょうが、行く店数を増やしたい気もあって分けて食べる事とした
 

まずはイカのフライ、カラマレス
奥に見えるのは定番のオリーブ

どう見ても二人前
しかし、美味かった
ビールに合います
 

次の店ではトルティーリャ(オムレツ)を注文

中に野菜が入ったのを選びました
予想通りの味でした
でも、名物だから一度は食してみねばね


ここではビールではなくグラスワインを注文
この日はアルコールがすすみます

おつまみは、めずらしくスモークハムとサラミ
なかなかイケます
これでこの旅行の食事はおしまい
 
さて、ここらでスペイン飯の評価を
何と言っても初めてなので信頼性は低い評価だが、イタ飯と比べると量はさておき、大味かな
良く言えば野性的
トマトの使用はイタリアより早いのに、あまりトマト味が無いのも特徴でしょうか
 
公平な評価をするためにもまた近々スペインを再訪したいな