14日(日曜)は定期観光船でボスポラスクルーズとしました。
以前も乗ったことありますが、暇つぶしにはなかなか良いです。

エミノニュ桟橋
この日は天気が今イチでした。
9時30分ごろ、出発の1時間前です
まだ混む時期ではないので人はまばら。
以前はもっと簡素な乗り場だったはず。




アナドル・カヴァウまでの往復 往路100分,復路85分です


料金は25TL(往復)


船自体は通常のフェリーと同じだ(運行会社が同じ)



出発!
最後尾、デッキの中央から
少し寒いけど左右どちらも見渡せていい場所です。



ドルマバフチェ宮殿


ボスポラス大橋




さすがに国際海峡
大きな船も行き交います。
橋の向こうに要塞(ルメリ・ヒサル)が見える。
ロシアの黒海艦隊もここを抜けないとマルマラ海には抜けられない。(その先にもダーダネルス海峡】
戦略要衝であることは素人にも明らか。


途中カンルジャという港に寄ります
これを積み込んでくるのです。
ヨーグルト
名物のヨーグルトの船内販売 2.5TL
固い濃厚なヨーグルトでした。付属の砂糖を混ぜて食べます。
あまり酸味の無いヨーグルトでした。
日本ではあまりヨーグルト食べないのですが、こういうところではスイスイ食べます。


終点のアナドル・カヴァウ
この埠頭の向こう側は食堂街になってます。
昼に着くし、この周りは閑散としているので観光客はここで食べるしかありません。(と思った)


下船したら、まず脇目も振らず食堂街を抜け、奥へ進みます。

ここには背後の丘の上に城壁跡があり、これが観光ポイントなのです。
ここは登りがきついので、元気なうちにたどり着く方が良いと思ったのです。
20分以上かなりきつい坂を登ります。
自動車も必死で登って行く坂道です。

息も絶え絶え登って行くと、
何じゃ、あの赤いの!
城壁手前の斜面に食堂街が出来ているではないか!

白けるなぁ
雰囲気壊れるじゃないの。
仕方ないのかな。
この場所からさらに上の奥に広い駐車場があって、たくさん家族連れが来ていたのでかなりの名所なのでしょう。

振り返ると遠くかすかに高層ビル


城壁の横から。
遥か向こうはウクライナ。
曇っていても眺望は良い、、が、しかし!



肝心の城壁だが、内側に入れない。
柵で遮断されていた。
何たること。

城壁の外側は、こんな地形でくつろげる場所ではない。この向こうは崖
せいぜい写真とっておしまい。

さて、この写真、2000年に、ここで撮ったもの。
城壁の内側です。

広い敷地があり、皆くつろいで、はるかな黒海を眺められました。
ピクニックができました。
この落差は大きい。
城壁の内側に入れないなんて!
この状態が続く限り、ここへは来る価値は僕には無い。
黒海の見晴らしだけは確かに良いが、のんびりできないのはペケ。
この状態が一時的なものであることを望みます。

この後、埠頭周辺まで戻り、まずは昼ご飯
魚はね高いよね、とは言いつつ、魚屋さんばかりなんですね。
しかもやっぱり海辺だから魚、、、となります。

おっさんにイワシは冷凍だからとか何とか押し切られ
blue fish ムツ科の魚だとか 38TL

焼いただけだもんね、味は想像通りです。

サラダ 8TL

もろもろ計 50TL
散財傾向続きます。こりゃ貯まらんはずだわ、僕。

食後うろついていると、


お菓子です
Lokma Tatlisi
ドーナツの生地を揚げて中央のバットにあるシロップにつけたもの

真ん中で働いているボクちゃんをチェキ(Fujiのインスタントカメラ)で撮って写真をあげたら、彼は横に居るお兄ちゃんにも見せて、お兄ちゃんも自分を撮れとリクエスト。
結局彼らを何枚か撮影して進呈した。
インスタント写真は結構面白いツールです。
8TLなり
ちょっと多いな、、シロップがしっかりついている。
これも想像通りの味だね。

帰りのフェリーもそろそろ出発

復路では暖かいキャビンに居座りぼーっと景色を眺めていました。
快適快適。

さて旧市街に帰ってきました。
中途半端な時間だったが、トラムでスルタンアフメット地区まで
ここなら時間はいくらでもつぶせる。
ちなみにここの広場の有料公衆トイレは何回か使いました。
確か1TLだったような。
ぶらぶらしているとアザーンの声に誘われてブルーモスクへ

動画なぞ撮りながら正面へ行くと少し待つと入場できると分かったので入場することにしました。

明るい巨大な空間が広がってます。
精緻なタイル張りは一体どうやって作ったのか


”ブルー”モスクの由来の青いタイル イズニックタイル


遠目に見るしかないのが残念。曇り空の夕方なので,一層見にくい。
オリジナルの青は今でも作りだせないので修復すると色が微妙に違うのだとか。
きちんと見るには双眼鏡が必要です。(カメラのファインダーも空中像ではないので立体感に関しては不利です)

足下の絨毯も花をあしらった模様で一見の価値あり

ただ、”本物”は博物館にあるとのこと。


さて、夕食はまたYanyali Fehmi Locantasiに


高いじゃないのとか何とかいうものの、美味いのは分かっているので、来ちゃいました。

魚(イワシ?)のマリネみたいなもの

さっぱりしてとても美味しい。

またもやイスリムケバブ

他にも選択肢は色々あったが、やっぱり美味かったのでまた頼んじゃった。
勿論期待を裏切らぬ物だった。
遠くに見える米の飯は無論fried riceです。

全てで35TL
この店の相場はこんなものでしょう。

さて、これで楽しいイスタンブール旅行もほぼ終了。

翌日はゆっくりチェックアウト
部屋からこんな景色が見えました。
向かいにあるビルに写っている風景です。


昼過ぎまでグランドバザール付近をぶらぶらし、到着日と逆ルートでトラム、メトロ乗り継ぎ空港へ

istanbulkartは3.55TL残った。
次の機会に使える様に大事に取っておきます。




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