シシリー島の最大の観光ポイントの一つ
アグリジェントがこの日の目標
ギリシア時代の遺跡があるのです

Cuffaro社のバスで行きます
シシリー島を南北に横断することになります


この画面で往復13.1ユーロ、片道8.3ユーロであることや、出発時刻が分かります
所要時間も、約2時間ということが分かります
via Paolo Balsamoという鉄道パレルモ駅の東側の道路沿いにバス停があることも分かります
しかし、実際にその道路のどこにバス停があるかはここでははっきりとは分かりません

実は前日、モンレアーレから帰った後、オペラ見物前に下調べに行ったのです

ターミナルになる路上にはバスの止まるところに各社の看板は出ていました
しかし、AST社始め,いくつかのバス会社の看板はあったのですが、目指すCuffaroの看板は無かった

Cuffaro社の事務所がこの通り沿いにあることは調べてあったので、そこは何とか見つけた
そこで、たまたまそこの事務所に入るおっさんに聞いてみたのです(ボディランケージだな、実際は)
指差して教えてくれました
事務所からは道路の反対側の位置
そこにもCuffaroの看板は無かったが、バスが来れば分かるだろうということで下調べ終了としました

さて、当日、出発一時間くらい前に行くと、まもなくバスが来ました
止まった位置は教えてもらったとおりでした
赤い方のバスです
二重駐車はおかまいなしだね
ちなみに、後ろの建物がパレルモ駅

バスは確かに看板の前に止まっているが、
青い看板は FERMATA AST と読める
つまりAST社の停留所と書いてあるぞ! 適当だな

看板の柱、ちょっと変わっていたので、パチリ

色々宣伝らしい、短冊に電話番号なんかが書いてある
これをちぎって持って行けるのだな

バスに乗り込み、運転手さんから往復切符を購入

定刻8時に出発(おお!ピッタリ)
天気はよく、景色も良く快適です

こういう景色がえんえんと続く

予定どおリ2時間でアグリジェントのバスターミナルへ到着、予定通りでした
立派なターミナル
往復切符は買ってあるので、帰りの切符はこのターミナルのどこで買うか探さなくて済む

さて、ここからローカルのバスに乗らねばいけない
でも、ここからが大変だった

まずは、簡単な地図で方向は分かっていたので、南へ
そして道路標識があったので、ここで喜んだ

ここの標識に、写真では見にくいが左向き矢印で”stazione centrale”(中央駅)とあります
お、分かった
めざすバス停は中央駅前広場にあるので、駅に着けば目的達成、のはずだったんですが・・・

普通、これみれば矢印の方向にずっと行きますよね

左の方向にいくと確かに大きな公共機関のような建物があります
駅かな?    ペケです
ここで十分くらいうろうろしました
だいたい駅にしては線路が無いよな

結局、この写真右に写っている公園近くで警官(かっこいい婦人警官でした)に道をききました
イタリア語の右、左くらいは分かるし、身振りもはっきりしていたのでよく分かりました

結果的には写真で青い車、バスの行く方向にいけば良かったのです
上の標識の解釈も分かりました
標識は標識を見ている位置からは左に行け、ということ 実に単純

でも、そこで建物に遮られるのですが、その先が標識が無いわけで困るんですよ
標識は上向き矢印としておくのが良いんでないかい?というのが正直な感想ですな

ここでもイタリアらしさを満喫しました

ともかく中央駅前に着きました
立派な駅です

さて、バス停は?

駅前広場の一番外れ、二人の旅人が立っている辺りがバス停です



そこから駅へ向いてパチリ

さて、切符は?


画面左はし、赤い売店の一部が切符売り場になっているのです
確かここでも往復で買ったはず

こういうことはガイドブックに頼らないとなかなか分かりませんね
ここのバスは観光バスではなく、普通の路線バスです

バスはなかなか来ないので駅前広場をぶらぶら
遥かに地中海が見渡せます
空と海は同じ様に青い、絶景ですね


さて、バスに乗り、エルコレ(ヘラクレス神殿)へ
結構曲がりくねった山道でした
このバスでした
バスの電光表示は意味不明です
表示がおかしいのではないかな?

ともかく地中海、どうだ! てな感じ
ずっとまっすぐ行けばアフリカ チュニジアへ


あちこち遺跡がゴロゴロしてます



快晴、秋とはいえ陽射しは強く結構へばります


 
こういう時はこういうものを
ゆっくり味わうことはできません
写真でも分かるが、もう溶けかかっています
陽射しが強烈

アランチーニ
要するにコロッケ


こういうオブジェもころがってます

これはもちろん現代の作品
イタリアでは古代の遺跡の中に現代の作品を展示することは当たり前みたいです
前回アッピア街道でもこういう情景ありました

本当はこの後、博物館にも寄るのが正当な観光だろうが、あまり博物館は興味が無いです
博物館には、バスで行くか、さもなくばかなり歩かねばならないので止めました
遺跡と何よりその周りの景色で十分です


帰りのバス待ちの時のスナップ
イタリアには変な車が多いが、これもその一つ
おそらく電気自動車だと思うな



帰りは順調
高速バスで一路パレルモへ
ドライバーは携帯電話で話をしながらすいすいと走って行きます



パレルモ市内で
この煙は?
火事ではなく、焼きぐり売りです
結構ポピュラーだな

夕刻、カテドラルを訪ねました
日没後の空が深い藍色になるマジックタイムです


閉館なので観光客は皆退出です

パレルモも今回はこれでお別れ

そうそう、食べ物の写真も載せねば

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