学生時代から数えて14回目となるイタリア旅行、どこへ行くか迷ったが、結局ディープサウスのマテーラ、何となく不安をそそるナポリ、安心のミラノ、というルートとなった。
イタリアを縦断することとなった。しかも往復で。
旅程は
9月30日 フィンエアーにて名古屋10:30発 ヘルシンキ経由ミラノ着18:05
ミラノ駅へ移動してここからTrenitaliaの寝台列車20:50発バーリ行き
10月1日 朝 バーリ駅からマテーラへバスで移動しマテーラ2泊 
10月3日 バーリに移動しバーリ1泊
10月4日 バーリからナポリへバスで移動 ナポリ2泊
10月6日 ナポリからTrenitaliaでミラノ ミラノ2泊
10月8日 ミラノからフィンエアーでヘルシンキへ ヘルシンキ1泊
10月9日 ヘルシンキからフィンエアーで名古屋へ
10月10日 名古屋着

本当のところ、またまたシシリー島に行くはずだった。
風光明媚、食べ物のうまい彼の地は僕の中では最高のなのだ。
せっせと予定を組んだ。
ホテルはバッチリ。とくにシラクーサは気に入ってるホテルがあるので早めに押さえた。
前回飛行機でこけたので、少なくとも往路はローマから夜行列車としよう。
そこでふっと思いつき。
いままでフライトは便利なルフトハンザ(LH)が主体だった。でも飯は不味いし、機体は古い。
フランクフルト空港は旧式でやたら広くて不便。
フライト時間が短いフィンエアーにしてみよう!
てなことで、ホテルの予定押さえてからエアーを予約した。
本当は順番逆なんだけどね。
見事にハマった。

フィンエアーではイタリアへはミラノ便しかなし。ま、これはよし、列車はある、、、はず。
ところが、、、
フィンエアー便のミラノ到着では、確かに列車はあるが、これはすべて定刻通りに行った場合のみ乗車可能。
飛行機は遅れるときは結構遅れる。
マルペンサからミラノ駅までも道路渋滞でもあると遅れる。

結局十分余裕のある予定が組めなくなってしまった。
ルフトハンザなら、ミラノ発の夜行で予定組めるし、そもそもローマから夜行利用も余裕でできたのだが。
ミラノで泊まって、翌日飛行機で飛んでも良かったが、前回の悪夢があり往路は飛行機は避けたかった。

結局シシリー行きはボツ!
セカンドプランの”マテーラ再び”コースを採択した。
陸の孤島みたいなところなので、移動がキモ。
今回”陸の孤島”が苦労の種であった。
ともかく不便な地域。

まずはミラノ上陸。
ちなみに中部国際空港では600ユーロで82110円  1ユーロ137円 高い! 昨年は117円だった!
もっとも2014年は144円だったけどね。

ヘルシンキ乗り継ぎで極めて順調にミラノ到着。
この景色は昨年も見た。当たり前か、時計の時刻も昨年とほぼ同じ。
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この直後空港バスでミラノ中央駅まで移動。8ユーロなり。

少し空腹なのでアランチーニ 3ユーロ 
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列車が到着
Lecce行きのintercity notte
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個室寝台で89.9ユーロ ミラノで1泊するより安いね。

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ちょっとわかりにくいけど、これが5号車 ここの31番が僕の席。
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しかし、これで31だとさ。
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3人用としても使えるからだね                個室寝台はこういう配置




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洗面台もある

簡単なアメニティグッズも備え付けられている。オレンジ色のは耳栓。これは寝台車ならでは。
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まずまず良く眠れた方だった。

10月1日、7時少し前、ほぼ定刻、10分程度の遅れでバーリ中央駅に到着。
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さてさて、ここからマテーラまでがちょっと緊張した。
何といってもバスだもんね。